迎賓館は、海外の国家首相や国賓を招いて会食や宿泊などの接遇を行う施設です。東京都港区にある赤坂迎賓館と、京都府京都市にある京都迎賓館があります。2016年からは一般公開もされており、豪華絢爛な建物や調度品、庭園などを見て回ることができます。
この迎賓館を見学する時に、どんな服装で行くべきか悩んでしまうのではないでしょうか?いくつか決まりもあるので、マナーと一緒に実際のコーデも紹介します。
迎賓館赤坂離宮に見学する服装はどんなものを選ぶべき?
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迎賓館を見学する時は、フォーマルな格好で行くべき?結婚式の2次会くらいのイメージ?いえいえ、そんなことはありませんよ。意外とカジュアルでも大丈夫です。ただし、内閣府のHPで服装のマナーについても触れられているので、確認しておいた方が安心です。紹介していきます。
迎賓館へ見学する時のマナー
迎賓館へ訪れる際は、以下の服装が禁止されています。
① 公序良俗に反する服装
② 素肌の露出が極端に多い服装
③ 迎賓館の品格・雰囲気を著しく損なうおそれのある服装又は他の参観者が不快と思われるおそれのある服装
④ ウェディングドレス、白無垢、色打掛
⑤ 警備員等の制服又はそれを模したもの
⑥ 着ぐるみ出典:内閣府HP
これら以外に特にドレスコードは指定されていませんが、見学に来ている人の服装を見ると女性は特にフォーマルを心掛けた服装をしている人が多いですね。
とは言え、迎賓館への見学は、結構歩くので、疲れにくい靴で歩くことは重要かもしれません。あとは、Gパンだって大丈夫なんです。
迎賓館へ見学する時の服装をいくつか紹介していきますね。
夏の服装
出典:WEAR
黒×グレーのベーシックコーデに足元をシルバーでアクセントに。迎賓館へは袖アリの服装が大人としてのマナーになります。
出典:WEAR
スカートにも見えるガウチョパンツでたくさん歩いても大丈夫なスタイル。少し光沢感のあるものを選ぶときちんと感がアップして見えます。
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柔らかくしわになりにくいワンピースなら疲れずに過ごせそう。足元も歩きやすいローヒールを選ぶことも大事です。
冬の服装
出典:WEAR
センタープレスのパンツスタイルにニットコートを合わせて縦長効果を。ベーシックカラーなので、落ち着いた冬の装いに。
出典:WEAR
ざっくりとしたケーブルニットにタイトなロングスカートを合わせて、足元はスエードのパンプスを合わせると綺麗目スタイルの完成です。
出典:WEAR
人気のチャコールグレーのワントーンコーデ。ブラウスが上品で、迎賓館の凛とした雰囲気にも合う、きちんとした装いに。
迎賓館への見学は当日できる?
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赤坂迎賓館への見学は、予約なしでも見学することが出来ます。毎週水曜日と接遇を行う日以外は、基本的に見学できますが、急に見学できなくなることも稀にあるので、内閣府HPで直近の予定を確認してから出かけることをおすすめします。
迎賓館の見学に予約が必要な場所
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赤坂迎賓館の中で、予約がないと入れない場所もあります。
それは、和風別館です。
和風別館は、日本文化を海外の国賓に伝えるために建てられました。日本料理室や47畳もの和室の他、枯山水の日本庭園や竹林など、日本人の私たちが見ても素晴らしいと感激できるものばかりです。
ガイドさんによる説明もあるので、予約時間の30前には正門前に集合して時間厳守でないといけません。
入場の際には、予約の時に受け取っている予約完了メールを受付で提示して、和風別館見学バッチを受け取って入ります。
見学は、内閣府HPから予約することができますよ。
まとめ
迎賓館見学の際の服装についてまとめました。
見学が一般公開されてしばらくは、抽選で見学ができるかどうかというほど混みあっていましたが、現在は落ち着いています。
でも、春や秋などの季節が良い時期は混雑するので、開園の10時頃は避けて見学すると良いかもしれません。
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